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著作権の非親告罪に統一へ? TPPとは?今後の影響はどうなるのだろう

朝から気になる記事を見つけました!

まずはこの記事

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(朝日デジタルより)

 

まずは環太平洋経済連携協定(Trans-Pacific Partnership)通称TPPとは?

簡単にいうと各国同士のルールや仕組みを統一しようってものです。

例えば従来の輸出、輸入では関税が関わり、各国の検査を通らないといけません。

そこでそのルールや仕組みを統一、関税を撤廃して輸出、輸入をしやすくしようという事です。

これにはメリットもありますがデメリットもあります。

 

メリットは関税の撤廃引き下げによる農産物や工業製品が安価で輸入できたり、

日本企業の海外進出、市場が拡大する可能性等

日本のベンチャー企業が海外の投資家から投資を受けやすくなる等

 

デメリットは国民皆保険精度が維持できなくなり医療費が上昇したり

海外の企業が多く参入してきて国内企業が潰される可能性

経済格差が広がる可能性等

食料の自給率の低下の可能性、食の安全への不安

 

原加盟国として始めたのが

その後交渉国として参加したのが

  • アメリカ
  • オーストラリア
  • ベトナム
  • ペルー
  • マレーシア
  • カナダ
  • メキシコ
  • 日本

そして主導権はアメリカにあります。

 

そしてこのブログでのTPPのテーマ

そう著作権です。

まずは「非親告罪」「親告罪」について。

これは言葉そのままの意味ですね。

前者は親告がなくても捜査当局が起訴でき

後者は著作権者が親告して起訴する事

 

現在TPPに参加している12カ国の中で日本とベトナムだけが「親告罪」になっています。

アメリカが他国に出回っている海賊版や模倣品が摘発されやすくなるように

自国と同じ「非親告罪」への統一を主張していて前々から気になっていたんですが、

今回日本は主張を受け入れる方向で検討しているとの事です。(まだ決定ではない)

 

これで日本が「非親告罪」になれば今まで著作権者が黙認してきたアニメや楽曲、パロディ、2次創作が摘発される恐れもある。

これは同人活動で2次創作している人には大きな問題だろう。

 

もちろん著作者によっては二次創作構いませんよという人も出てくるだろう

例としていえば東方の作者ZUN氏等

しかし、ゲームやアニメは著作権が会社にある事が多い

そういったところはなかなか難しいところである。

 

正直このグレーゾーンの中で生まれるものの中にも素晴らしい作品も多い

最終的に著作者側に利益をもたらしているパターンもある。

それと同時にコミケ等の即売会も年々参加者が増え一般的にも認知度が高くなっている。

人口が増える=ビジネスとして利益だけを考えた悪質なものも増えてきているだろう。

そういったところでそろそろ線引が必要になっているのかもしれない。

 

しかし個人的には即売会の雰囲気が好きだあああぁぁ

 

っと本音が出てしまった(汗)